ミルキーと激辛ラーメンを交互に食べていくこの感覚、光と闇がお互いを際立たせ合ってるのに近い気がして楽しい❗ いつもすみません、ナナです。
魔境と化していた本棚をゆっくり見返していました。普段から堀辰雄とライナー・M・リルケばっかり追いかけてるように見せかけて実はそうでもなかったりするので本棚発掘調査楽しかったです。
↓↓↓以下は発掘調査報告書↓↓↓
🍓父に超オススメ!と渡された筒井康隆の「虚構船団」とか、読み終えるたびに父に返しては新しいのを借りてくる夢野久作サイクルとか父シリーズは忘れないように手前に置いてます。いい加減返さなくてはならないニャン。「少女地獄」ずっとある気がする……ゴメンっす……。
🍓古書店で表紙のブルーが泣くほど綺麗でほとんど泣きそうになりながら買った立原正秋作品集もすこしだけ見えるところに出しました。このブルーは守られなくてはならないけれど、やっぱりこれは人を救うブルーだからせめてお側に寄らせてほしい……みたいな。
🍓実は昔から若干の苦手意識があったのですが(ファンの方々本当にすみません)尊敬している先生の尊敬していた人なんだから読めよ!マジで!と自分にキレながら芥川龍之介作品集は結局地獄変だけ穴が開くほど読みました。開いてないです大丈夫。
🍓小学生の頃に痺れてぜったいこんな人になろうと決意した石垣りん詩集とも無事再会しました。こんな女になりたいです本当に本当に。
🍓表紙のオネーサン(実写)が美人すぎて煩悩に負けて買った有島武郎の「星座」、太宰治の「グッド・バイ」、今でも手に取るたび煩悩に負け続けています。表紙買いした本って大抵中身も大満足なことが多いので信じてました。やっぱり最高でしたオネーサンもそれぞれの本の中身も大切にしてます。
超一時期星座すぐ語るヤクザになってた過去があるんですけどもう時効だよね許してほしい。好きなのお園さん。
🍓一時期心を落ち着けるには詩しかないと思い込んで買い漁った全世界の詩人たちの詩集色々、全部私の綺麗な記憶にあってキラキラしてるから大事にしてます。
🍓俵万智の「チョコレート革命」、これがなかったら私は短歌なんか詠んでないんですよこの本が私の生きる方にあってこれからもありつづけるからこの世界の少女性を信じきっています。
まあそういうことを考えながら本を色々触っていました。私にとって文学って(前の「生きろ」でそれについて詳しく言いましたが)ポップでかわいいものなんですよね。だから「そのように」受け取らせてもらっています。
やっぱり奥の方にある本は結構忘れてるんですけど(上に挙げた本にもそういうのありましたマジすみません)、その忘れてた中で「どうしてこれを忘れていたんだ」って特に後悔した本があります。
武者小路実篤の「友情」です。
これこそ激情だと思いました。
「傷ついても僕は僕だ」
ナナもこのようにありたい。傷ついても私は私だと、強く言える人間になりたいです……。
終わりますみなさんどうかチョコレート革命を読んでください。
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